道場訓 Dojo Kun.

道場訓


会長挨拶

鈴木派糸東流 日本空手道正晃会
会長 中川 徳二

会長 中川 徳二


この度、日本空手道正晃会の改修されましたHPについてご挨拶申し上げます。
当鈴木派糸東流については正晃宗家のご挨拶にある様に首里手本流の糸洲先生を引き継いだ三世、坂上隆祥師の葛飾区に於いて1954年道場を開いたことを嚆矢とします。往時空手道の周知は少しく未知なる武術として各派各流の活動がありました。世相は戦後10年余り、復興と人心の混迷の中に格闘術としての空手を志す漢たちが今日の空手道を築き上げたと思います。私が1955年入門した当時の隆祥先生、先輩諸氏の稽古鍛錬は師弟共に鬼気迫るが如く、正晃宗家に於いては職場にも同好会を設けての凄まじい程の稽古が思い出されます。2020年の東京五輪大会に選択種目として空手が注目される今日、術として又競技としての二者両立を思案することも今後の課題となることと思います。
当HPを通じて会員各位の交流と友和を図り、各地の動静を知ることも出来ます。又鈴木派糸東流の精髄について正晃宗家の解説も得ることが出来ることと思います。ここに鈴木派糸東流、日本空手道正晃会の益々の発展発揚を祈願するとともに世界中の空手愛好家に発信する日本空手道正晃会のHPでありたいと思います。

理事長挨拶

鈴木派糸東流 日本空手道正晃会
理事長 村田 雅秀

会長 中川 徳二


2020年のオリンピックの種目として、空手が採用されました。琉球発祥の空手が明治になって本土に広がり、現在では世界の国々で空手人口が2000万人を超えています。柔道もそうですが、本来の武道としての空手とスポーツとしての空手の二面性を持つのは仕方がないことです。鈴木派糸東流としては、空手本来の武道として追求してきましたし、これからもそれを念頭に置きながら練習に励んでいくつもりですが、併せて老若男女の方々が入門する現在、その人たちにも空手の良さを学んでいただけるように指導しています。
宗家鈴木正晃先生は、空手道歴60年を超え連合会や全空連の創設にも関わってきました。空手界での果たしている役割は多大なものがあります。その先生の元で指導を受けている我々正晃会の門下生は、世界各国にいます。これからも空手道発展のために、門下生一同頑張っていくつもりです。